ミキスタッフによる音楽・エレクトーン・ピアノに関するブログ

MIKI STAFF BLOG

2014/6/8

5/25 鷹野雅史LIVE AT MIKI

2014 LIVE AT MIKI

先月10年ぶりに華々しくデビューしたエレクトーンSTAGEA ELS02シリーズ、その最高峰の02Xを使い、鷹野雅史さん率いる『リニュアルされたステージアフィルハーモニー』の豪華LIVEが5月25日、LIVE AT MIKI にて行われました。鷹野さんオリジナルの壮大なオーケストラで、まずはオープニングを飾ると、そこから、まるで音の魔法の世界にでも足を踏み入れたかのような夢の時間が、、、。さすがステージアフィルハーモニー、そして鷹野雅史さん!!
音が出せないのが残念で仕方ありませんが、演奏して下さった曲を早速ご紹介していきましょう。

M1 Field View(オリジナル)
鳥が広い野原を自由に飛んでいる様子を思い描いて作ったという曲。
オープニングにふさわしくとても壮大な曲でした。

M2 SPAIN
チック・コリアの代表曲。
月刊エレクトーン5月号に『スーパーアーティキュレーションボイス探求』のスコアとして掲載がありましたが、リアルなアコースティックギターやボーカル、フットスイッチを駆使しての『スーパーアーティキュレーションボイス』で、情熱的なこの曲が更に情熱的に!(ブラボー!!)

M3 Lamento(ラメント)
映画『リバーダンス』から。
バグパイプを小さくした様な楽器、”イーランパイプ”の音を使ったアイルランドの、とても素朴できれいなメロディーに、思わず聴き入ってしまいました。

M4 Overture(オリジナル)
言葉だけじゃ伝えられませんが、、、S・T・A・G・E・A(♭ミ・シ・ラ・ソ・ミ・ラ)の音を使って作った曲だとか。打楽器はシーケンサーを使わずキーボードパーカッションを使用。リアルタイムで奏でるパーカッションはライヴ感満載!!

→ココで新しくなったSTAGEA02のリズム紹介
オーケストラキット、ボイスエフェクトキット、ヒップホップキット、チャイナミックスキット、
ノイズにブレイクetc…弾いて紹介してくれました。(これはオモシロイ!!早く触りたい!!)

M5 ラプソディー・イン・ブルー
ガーシュインの代表曲。
世界的にも評価の高い、ジャズとオーケストラの融合が見事な『シンフォニックジャズ』。
言うまでもなく、圧巻の演奏です!!

M6 花のワルツ(花のチャチャ)
アレンジャー田中克彦さんによるアレンジで、アロージャズオーケストラが演奏したものを鷹野さんの手により再現。ブラスやオルガンを使ったノリのよ~いラテンアレンジに熱くなりました。

M7 クリスティーナ
鷹野さんが子供の頃、耳にして以来一番好きだというワルツらしく、すごく弾きたかった曲だとか。それだけに、思い入れの強さが感じられました。

M8 ハリーポッター~ヘドヴィグのテーマ
ヘドヴィグとは、映画『ハリーポッター』に登場するハリーと仲良しの白いフクロウのこと。映画を観た人も、観ていない人も、ひとたびハリーポッターの魔法の世界へと足を踏み入れた様な、なんとも不思議な感覚になりました。

M9 タルタス
NHK大河ドラマ「平清盛」の戦闘シーンで使われた曲。
動きの速い、激しい一曲。オーケストラとロックをミックスした非常に興味深い曲でした。

M10 小さな世界(ディズニー)
M11 アラジンメドレー(アラビアンナイト~フレンドライクミー)
ディズニーを2曲つづけて。
みんな大好きディズニー、大人も楽しめるファンタジックなディズニーの世界を堪能しました。
ちなみに『アラジン』は、数あるディズニー映画の中で、鷹野さんがもっとも好きな映画らしいです。(同感!!)

M12 レ・ミゼラブル
世界的に名高いミュージカル・映画の曲。
さまざまなシーンを思い起こさせる迫力満点のサウンドや、打って変わっての繊細なメロディーを、ひとつずつ丁寧に歌い上げ、まるで劇場にいるような気持ちになりました。

アンコールはジャズのご機嫌なナンバー”チェロキー”を演奏。ブラスサウンドにシュビドゥバ、パーカッションソロなど、こちらも新機種02の機能をふんだんに使い、大いに盛り上がりました。
いつも楽しい鷹野さんのライヴですが、今日も、ご覧のとおり非常にバラエティに富んだメニュー。
素晴らしいステージに心の中で『ブラボー』を何度も送りました!

▲最後にこんなおちゃめなポーズでスタッフと写真を撮ってくれました。

次回LIVE AT MIKI のお知らせ
6/29(日)中野正英 LIVE AT MIKI
LIVE AT MIKI 初登場!期待の高まるライヴになりそう。
※残りわずか。

 

 

2014/5/30

ジル・ヴォンサッテルピアノリサイタルが開催されました

ピアノイベント

5月18日(日)この日が大阪初公演となるジル・ヴォンサッテルさんのピアノリサイタルが開催されました。

ジル・ヴォンサッテルさんといえば、世界的に名高いジュネーヴ国際コンクールにて2006年度最高位受賞されたピアニストです。

ジル・ヴォンサッテルさんのリサイタルを心待ちにされていたお客様で場内は埋め尽くされました。

舞台にブルーのライトが差し込み、場内は洗練された空間を漂わせる中、黒のスーツで登場したジル・ヴォンサッテルさん。とても貫禄があります。

 

ラヴェルの「ソナチネ」を流れるように美しい旋律で演奏。透き通る音色にうっとりと聞き入ったお客様も多かったと思います。続いてはベートーヴェンピアノソナタ「月光」。最後までお客様の心を掴んで離しません。特に終楽章での迫力と心揺さぶられる感情は会場全体を魅了しました。

 

演奏だけでなくトークでもお客様を魅了してくださいました。通訳も交えて約10分間のトークでは、音楽に対する想いや曲目の解説をたくさん話してくださいました。当初トークはジル・ヴォンサッテルさんだけがお話をするはずでしたが、「僕は英語で話すから、何人のお客様にきちんと伝えられるか分からない。通訳を入れて全員に伝えたい。」この一言で通訳を交えての会場が一体となるトークとなりました。

後半に入り大曲が続きましたが、ジル・ヴォンサッテルさんの生み出すメロディー、音楽の世界観、どれもが全て素晴らしくとても贅沢なリサイタルとなりました。アンコールでは溢れんばかりの拍手が場内に鳴り響きました。

最後にはお客様からジル・ヴォンサッテルさんへの質問タイムが。お客様からの質問に親身に熱意を持ってお答えくださるジル・ヴォンサッテルさん。とても魅力的な人柄溢れる感動的なリサイタルとなりました。

 

 

................ program ...............

【ラヴェル】               ソナチネ
【ベートーヴェン】    ピアノソナタ「月光」op.27-2
【リスト】                エステ荘の噴水
【リスト】                葬送
【シューマン】            アラベスク
【ドビュッシー】          「映像」より 葉ずえを渡る鐘の音
そして月は廃寺に落ちる
金色の魚
【ラヴェル】               ラ・ヴァルス

アンコール
【ベートーヴェン】         バガデル

 

 

 

 

 

2014/4/30

三木楽器講師研修「ソルフェージュ指導法」が実施されました。

講師のお仕事BLOG

3月17日(月)三木楽器講師研修として「ソルフェージュ指導法」がおこなわれました。

[内容] : ソルフェージュ指導方法と、そのポイントの解説。

[講師] : 澤田博(奈良佐保短期大学 教授)

楽譜を見ながら楽曲の理解や分析、またオーケストラの音源を聴き取りながら、その楽曲の特徴を理解することや和声進行の把握、正しい楽譜の書き方など幅広くご説明していただきました。聴音に関しては聴き取るだけでなく、それを歌で表現するというプロセスがとても印象的で、楽しみながら理解することが出来ました。このソルフェージュの研修で鍵盤を演奏する技術だけでなく、楽譜の理解や楽曲を正しく聴き取ることの大切さなど、幅広い音楽力が指導者にとって必要だということを改めて学ぶ事ができた、非常に充実した研修内容となりました。参加された講師の方々からも「楽譜を見ながら、楽器やモチーフのお話をして頂き、とても興味深く、改めて気付くことがありとても勉強になりました。」、「ピアノの音だけでなく、オーケストラの音を聴くことによって、しっかりと音やフレーズ感を聴き取る勉強が出来ました。」等の感想をいただいております。

※次回は5月21日(水) オルガンピアノの本・バイエルテキスト研修/(中村由美講師)を予定です。

 

 

 

三木楽器ヤマハ音楽教室では講師を募集しております。詳細は下記よりご確認くださいませ。

ヤマハ講師資格取得コースごあんない

講師募集情報

2014/4/12

三木楽器講師研修「アンサンブル指導法」が実施されました。

講師のお仕事BLOG

3月5日(水)三木楽器講師研修として「アンサンブル指導法」がおこなわれました。

[内容] : システムレッスンでのアンサンブル指導方法と、そのポイントの解説。

[講師] : 道盛利恵(三木楽器講師)

おんがくなかよしコースからジュニア上級科でのアンサンブルの指導ポイントや、実際に参加された講師の方を交えての実演を行いながら、詳しく解説していただきました。鍵盤楽器だけでなく小物楽器を使ったアンサンブルの実演や、どうすればアンサンブルの楽しさを伝えることが出来るか、というお話もいただき、改めてアンサンブルすることの大切さや楽しさを感じる研修となりました。参加された講師の方々からも「実際のレッスン曲でご指導いただきましたので、大変勉強になりました。」「すぐに実践できる指導法がたくさんありましたので、とても参考になりました。」「アンサンブルの楽しさをレッスンで伝えられたらと思います。」等の感想をいただいております。

 

※次回は3月17日(月) ソルフェージュ指導法/(澤田博講師)を予定です。

 

 

三木楽器ヤマハ音楽教室では講師を募集しております。詳細は下記よりご確認くださいませ。

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