11月30日のLIVE AT MIKIは、1年ぶりに尾野カオルさんにお越し頂きました!最近は日本のクラブジャズバンドJABBERLOOPのメンバーDAISUKEさん、MAKOTOさんとのコラボステージで多忙な尾野さんですが、この日は待ちに待ったELS-02Xでのソロライヴ、尾野さんの魅力がたっぷり詰まった3rdアルバム『Music tranquilizer』と、02シリーズの魅力が存分に味わえる最新曲集『Groovin’Melodies』からの選曲で期待に胸膨らむ私たちをたっぷりと楽しませて下さいました。
M1 Space Cowboy
オープニングは、最新曲集『Groovin’Melodies』から。
ELS02の新音色ステージエレピで始まり、アッパーなハウスのリズミカルなナンバーでライヴのスタートです!
M2 Future Lounge’71
3rdアルバム『Music tranquilizer』から。
ギターとスキャットのメロディーで、クラブジャズのノリが最高の一曲!
02でますますオシャレに!尾野さんも『是非02で弾きたかった!』とのこと。
M3 海の見える街
人気のジブリ映画『魔女の宅急便』テーマソングをなんと、ドラムンベースバージョンにアレンジ!
鋭いストリングスやピアノも素敵な、尾野カオルテイストに大変身の一曲。こちらも新曲集に収録されています。
M4 Jazz Affect(3rdアルバム『Music tranquilizer』から)
大人気のナンバー。リズムが鳴りだすと客席からは、すかさず手拍子が。サックスは本物のように力強く、どんどんこの曲を盛り上げていきました。
M5 亡き王女のためのパヴァーヌ(曲集:Groovin’Melodiesより)
クラシックの曲をロマンティックなバラードナンバーへとアレンジ。尾野さんお気に入りの02のソプラノサックスやエレピが一層曲を引き立てて、うっとりと聴き入ってしまいました。
M6 メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス
(曲集:Groovin’Melodiesより)
イントロは原曲のピアノではなく、02の新音色で。ヒップホップアレンジが、ブルーに染まる場内にオシャレ~に響きます。
クリスマスを前に、少し早めのプレゼントを頂いたような、そんな気分になりました。
M7 Sensitivity(曲集:Groovin’Melodiesより)
かつてのIEF(インターナショナルエレクトーンフェスティバル)92’最優秀賞受賞曲で、尾野さんのファンなら誰もが”弾いてみたい”と憧れたナンバーなのではないでしょうか。ELシリーズの曲集にも掲載されていましたが、この度02で再収録。ドラマティックな展開のこのナンバー、新たなエレクトーンで是非チャレンジしたいものですね。
M8 Tranquilizer(3rdアルバム『Music tranquilizer』から)
アルバムタイトルにもなっている本曲は、ベース音から始まり、ノリの良い打ち込みに軽やかなビブラフォンのメロディーが特長。機械的なリズムの動きの中に、力強さと繊細さ、いろんな要素がミックスされたとても面白いナンバー。
M9 ルパン三世 愛のテーマ
誰もが知るアニメ”ルパン”のエンディングテーマ曲をジャジーなR&Bにアレンジ。
原曲の雰囲気を残しつつも、歌い上げるミュートトランペットや巧みなコードワークのエレピは大人のムード満点で、とっても素敵でした。
M10 Liquid Sky (3rdアルバム『Music tranquilizer』にも収録)
アルバムの中の「geometric Gate」をサプライズで演奏して下さり、つづいて本曲へ。
ハウスのリズムに、激しく吹きまくるサックスやフルート、鍵盤を駆け巡るエレピのアドリブも最高で、会場も大いに盛り上がりました。
Enc: 風のとおり道
きっと誰もが知っているジブリアニメの代表作『となりのトトロ』のテーマ曲、この超有名なナンバーを、やはり尾野さんならではのテイストで。ノリのいいハウスのリズムに、今にもトトロが飛び出して来そうで、やがて会場は手拍子と熱気に包まれ、最高のエンディングを迎えました。
尾野カオルさんは、何と言ってもエレクトーン界でクラブシーンを築きあげた第一人者。これからもステキなナンバーを私たちに是非届けて欲しいですね。
さて、来年(2015年)3月に行われる三木楽器のエレクトーンスペシャルコンサートに尾野さんが登場します。今回はJABBERLOOPのメンバーとのコラボレーションがひとつの見所にもなっています。
ただいまチケットは絶賛発売中。是非、皆様のお越しをお待ちしております。
▲尾野さん得意のポーズでキメ!
尾野カオルさん出演『MIKI SPOT SPECIAL PRESENTS2015/PRIME TIME』の詳細はコチラから。