2024年2月25日(日)三木楽器心斎橋店5Fサロンにて、尾野カオル LIVE AT MIKI が行われました。
2024年 LIVE AT MIKI の幕開けはホット&クールなパフォーマンスで人気を博する尾野カオルさん。開演前からヒートアップする会場へ、白黒チェックのサルエルパンツにゴールドラメのスニーカーと尾野さんらしいオシャレな衣装で登場。ステージを駆け上がり1曲目は“ 風の谷のナウシカオープニング-Dance Pop ver- ”。心地良いノリに身を委ねるオーディエンス、グルーヴィーなステージが始まりました。
「 今日は6年ぶりの新刊『尾野カオル4』からたくさんの曲をお届けします!」と、ループするシンセベースとスピード感あふれるフレーズが印象的な “ Confusion ”、クラッシュする照明に気分が上がる!とエキサイトされる尾野さんに、序盤からフロアは熱狂されました。続いては、ピアノをフィーチャーしスローなヒップホップ系にアレンジされたアーバンな雰囲気の “白鳥の湖より情景-Lo-Fi HipHop ver- ” 、美しいメロディーとまったりとしたリズムが絶妙に交錯します。
今年でプレイヤー歴25年となる尾野さん、今回その記念として初期に作られた“ Liquid Sky ”を披露 。ヒットナンバーだけあって横ノリと手拍子でますますヒートアップし会場は一つになりました。新刊より、クラブジャズ風にアレンジされた“ 東風 Tong Poo ” や アッパーなハウスの“ Hustle- Bustle ”と続き、ラストはラテンパーカッションが効いた“ Quality Time ” 。ポジティブで勢いのあるナンバーに 観客も思い切りテンションが上がり、ボルテージMAXで迎えたアンコールは、ボッサアレンジのカフェ系 “ 銀河鉄道999 ”、列車が会場全員の夢と希望を乗せて銀河へと加速していき幕を閉じました。
独自のサウンドを構築し続けてきた尾野さんの音世界に、じっくりと浸れるライブでした。