去る7月27日、高田和泉さんのLIVEがココLIVE AT MIKIにて行われました。色鮮やかなグリーンのボタニカル柄のオールインワンで、ステージは夏の香りたっぷりに。いつもながらの軽快なおしゃべりとステキな演奏で、涼やかなひとときを届けてくれました。
オープニングは和泉さんの代表曲のひとつ、Road to The Sky。
果てしなく真っ青に続く空、希望に満ちあふれた空をイメージする爽やかなナンバーでの幕開けとなりました。
さて、この日のライブでは、新曲あり、新機種02だけの音色のみで作ったという曲あり、未発表のナンバーあり、と全11曲を披露。バラエティ豊かなセレクトで、たっぷりと楽しませて下さいました。それでは、その全貌をご紹介しましょう。▼▼▼
M1 Road to The Sky
新機種02のソプラノサックスの音が、作曲した時のイメージにピッタリ!だったとか。今回リメイクして、更に爽快感のある生き生きとした響きと表情に。
M2 Play ground
ワールドカップにちなんで、ブラジルの音楽。サンバ、ボサノバのルーツ、ショーロのリズムを使ったラテンナンバー。なんでも02専用の音色のみで作ったそう。ギター、ハーモニカ、パーカッション、スキャット、、、、輪郭のクッキリ、クリアなサウンドが印象的でした。
M3 HORIZON
アフリカに行ってみたいという思いから、サバンナを思い浮かべ、作ったという曲。
動物の鳴き声でスタートし、パンフルートの音色や民族楽器、パーカションがまるで大地の鼓動のように響きます。青や赤のライトが地平線に輝く太陽のようで、生命力溢れるナンバーでした。
M4 泥棒猫
ミディアムテンポの4ビートジャズ。
渋く響くテナーSAXやトランペットが大人の雰囲気を醸し出します。02の特長でもあるスーパーアーティキレーションが効果的に使われ、ムードを一層盛り上げていました。
M5 Harvest
バグパイプの音色にインスパイアされ作られた曲、アイルランドのケルトミュージック。
バグパイプで、のびやかに叙情的に歌い上げるイントロ~華やかなアイリッシュダンスへ。
軽快なメロディーと胸を打つパーカッションに合わせ、会場のみんなも体が自然に動いていました。
M6 In Our Tears
まだ曲集に掲載のされていない曲。
東日本大震災のチャリティーダウンロード曲になっているという曲ですが、もともと、阪神淡路大震災での悲しい想い、大切な人への想いを曲にされたそうです。
繊細ながらも、胸を突くように始まるピアノのイントロ~穏やかなボサノバ、悲しいメロディーのテーマへ。悲しみが祈りに変わっていく感じがしました。
M7 哀愁のアンダルシア
フラメンコの情熱的な、和泉さんの代表曲のひとつ。
新たに加えたカホン(パーカッション)とのフューチャリングが素敵でした。
M8 Mother
去年の暮れに出来たという初公開の曲。
和泉さんご自身の離れて暮らすお母様を想ったり、母となるご友人を想ったりと、大きな意味での『母』なるものをイメージして書かれたそう。
ハープをつまびくようなイントロ、やさしく語りかけるような木管の懐かしいメロディー、途中、毅然とチェロが加わり、優しさ、厳しさを併せ持つ母の愛の深さを感じさせる名曲でした。
M9 Skycraper
都会の高速道路から見た、空へ向かうようにそびえ立つ超高層タワーに圧倒されたエピソード。
ウォーキングベース、アドリブ、圧巻の演奏が格好良すぎるブラスナンバー。
M10 Joyful Joyful
ベートベンの第九、ゴスペルアレンジ。なんと!新刊02専用曲集収録曲です。皆さんにもエレクトーンの新境地を体験頂きたい!
Enc My Cherie Amor
アンコールは、和泉さんが大好きだというスティービーワンダーの名曲。
アコースティック楽器のアレンジが多い中、多彩なシンセをフューチャリング。オシャレなダンスアレンジがラストを鮮やかに彩ってくれました。
▲終了後、サインを求めてたくさんの方が並ばれました。高田和泉さん、今日もステキなステージ、ありがとうございました。
次回LIVE AT MIKI は8/24倉沢大樹さんです。
真夏の夜は、やはり熱~い!倉沢ジャズで。SOLD OUTまで立見あと2枚です。
只今発売中のLIVE AT MIKI チケット
9.28(SUN) 加曽利康之LIVE AT MIKI ドラマティックな加曽利さんの世界を間近で体感して。
10.26 窪田宏LIVE AT MIKI、11.2/11.3安藤禎央LIVE AT MIKIチケットは完売致しました。
心より御礼申し上げます。
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