本ベルが鳴ると場内は一面ブルーの光に包まれます。幻想的なイメージが広がりを見せる中、最初のプレーヤーのシルエットが。安藤禎央さんの登場です。
そして静かに放たれたオープニングナンバーは『forever』。
安藤さんの美しく、力強く、限りなく透明感溢れる世界がそこに広がっていきます。
2曲目は新曲だという『木漏れ日の樹の下で』。
やさしい木漏れ日からやがて無限に広がりをみせる陽の光のように壮大さを増していきます。
そして安藤さんのラストは『GLORIA』。この日はピアノとストリングスの新しいバージョンで披露して下さいました。
安藤さんの美しい”神秘的”とも言える世界から一転、場内には富岡ヤスヤさんの怪しげなナレーションが響きます。
『2013年、3月、あの幻のユニットが帰ってきた……』
そして登場!!ファンキーソックス!富岡ヤスヤさん、鷹野雅史さん。
二人でリコーダーを吹きながら、客席から登場というサプライズに場内も大いにわき上がります。。。
さんざんおしゃべりで笑わせて下さった後は、それぞれのソロから。。。。
まずは鷹野雅史さん。
1曲目は『ロンドン橋』。馴染みあるこの曲をいろんなテイストで披露する鷹野さんはまるで魔法使いのよう。
ファントムの格好(マントとマスク)で演奏して下さったのは『オペラ座の怪人メドレー』。
チャ~チャチャチャチャチャ~~~ンと迫力満点のオルガンで始まるイントロが興奮を呼びます。
まるでそこが本物の『オペラ座の怪人』の劇場のように感じ、エレクトーンの凄さを改めて感じます。
富岡ヤスヤさんのトップの曲は「6級の曲集から、まずは『ピクニック』」って、瞬間、客席のみんなはすごく親近感を覚えたことでしょうが、ヤスヤさんの手にかかると6級のピクニックも凄いことに。
2曲目は『We Will Rock You』。ヤスヤさんのロック魂が炸裂します。
そして、ヤスヤさんと鷹野さんのデュオ(ファンキーソックス)では映画『キルビル』のテーマを。
途中、データが急に止まり、思わずハプニングかと思いきや、これも二人のイタズラなサプライズ演出。。。。
ラップで”ひなまつり~”と連呼するところがあったり、ヤスヤさんの相棒?”黄色の叫ぶターキー”が登場したりとファンキーソックスならではの演出が盛りだくさんでした。
ラストはエレクトーン界の重鎮!窪田宏さん。
今年も三木楽器ライヴの為の新曲を用意して登場下さいました!!!
タイトルは『inspire/インスパイア』!ベースは昨年発表の『SPIN KICK』をも上回る=230
一体 窪田さん、『どんだけ~~!』と叫びたくなる様な早さに感服してしまいました。
それにしてもどこまでもカッコイイ窪田さん、リズムに合わせるようにレインボーカラーでめまぐるしく変化するスポットライトがここまで似合うエレクトーンプレイヤーは、”窪田宏” 以外にいないことでしょう。
アンコールは4人が一辺にステージに現れ、いじり、いじられ、、、、楽しいトークタイム。
演奏は、鷹野さん×安藤さんで『星条旗よ永遠なれ』 窪田さん×富岡さんで、窪田さんのオリジナル曲『Road Star』を。
ヤスヤさんのイタズラ好きはここでも発揮されました。ヤスヤさんが普段ライヴで愛用の、エルモが縫い付けてあるスリッパ(いたって普通のスリッパに、セサミストリートでおなじみのキャラクター、エルモが縫い付けてある)をカッコイイ窪田さんに履かせてしまい、、、、「えっ!それで演奏???」って、
本当に演奏してしまいました。凄まじく動くエルモ×窪田さん、これは何だか伝説になりそうですね。
さて、ファンキーソックスのお二人が靴下ネタの時に客席に投げた何足かのブランド靴下は、どなたの手に渡ったのでしょう?そしてホントにマジックで「シャネル」とか書いてあったのでしょうか。。。見事キャッチされたラッキーな方々、おめでとうございます。
MIKI SPOT SPECIAL PRESENTS
SUPER ENTERTAINMENT2013 BATTLE2X2
M 1 forever(安藤禎央)
M 2 木漏れ日の樹の下で(新曲/安藤禎央)
M 3 GLORIA(安藤禎央)
M 4 ボギー大佐(富岡ヤスヤ×鷹野雅史)
M 5 ロンドン橋(鷹野雅史)
M 6 Phantom of the OPERA(鷹野雅史)
M 7 ピクニック(富岡ヤスヤ)
M 8 We Will Rock You(富岡ヤスヤ)
M 9 即興コーナー(ファンキーソックス)
M10 キルビルのテーマ(ファンキーソックス)
M11 chattanooga Choo Choo(窪田宏)
M12 Real In ‘D(窪田宏)
M13 Inspire(新曲/窪田宏)
Enc: 星条旗よ永遠なれ(鷹野雅史×安藤禎央)
Road Star(窪田宏×富岡ヤスヤ)
▲▲▲写真はすべて本番前のリハーサルから。