ベーゼンドルファー
数多くの偉大な作曲家や演奏家に愛され、輝かしい歴史を歩んできたベーゼンドルファー。
ベーゼンドルファーのピアノは、1828年の創業以来変わることなくオーストリアの職人たちが経験とノウハウを積み重ねながら、一台のピアノに一年以上の時間をかけながら製造されています。
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 120CL
アップライトピアノ、エントリーモデル。
販売価格 9,680,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 130CL
ベーゼンドルファー アップライトピアノの最高峰。
販売価格 11,990,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 170VC
絶妙なるバランス。
販売価格 22,550,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 185VC
様々な空間で汎用性の高いミディアムサイズ。
販売価格 24,200,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 200
サスティニングトーンの調和
販売価格 26,070,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 214VC
煌びやかで豊かな音色を
販売価格 28,820,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 225
92鍵が奏でる幅広い表現
販売価格 34,210,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 280VC
伝統と革新のコンサートグランド
販売価格 37,620,000円(税込)
ベーゼンドルファー
ベーゼンドルファー Model 290 Imperial
フラッグシップモデル
販売価格 47,080,000円(税込)
13世紀後半(1273年)よりハプスブルク家は神聖ローマ帝国の皇帝として、ヨーロッパの大部分(現在のドイツ、オランダ、ベルギー、フランス東部、スイス、イタリア北部、オーストラリア、チェコ、スロバキアなど)を統治していました。
その後、ウィーンは約700年間、首都であり、ヨーロッパ全域より商業、政治、思想、芸術が集まり「太陽の沈むことなき帝国」として華やいでいました。歴代のハプスブルクの君主たちは芸術に対してとても理解が深く芸術家たちを厚く保護し音楽や絵画を育成しました。また、宮廷に召し抱え財政的な援助を行ったため、ヨーロッパ全土の優れた芸術家たちがウィーンに集まってくるように\tなりました。中でも「音楽」は現在に至ってもヨーロッパのみならず世界の中心地として、音楽を学ぶもの、\t音楽を愛するものにとって憧れの地であり「音楽の都ウィーン」として今なお、親しまれています。
ベーゼンドルファー社はモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、リストなど、音楽歴史に名を残した偉大なる作曲家たちを輩出した「音楽の都ウィーン」で、1828年に設立されました。創業者のイグナッツ・ベーゼンドルファーはウィーン生まれの職人で19歳の時、オルガン製造者のヨーゼフ・ブロッドマンに弟子入りし、弟子の中でももっとも優秀な弟子だったと言われています。
当初から高品質、高水準で素晴らしい名声に得ており、1839年にはオーストラリア皇帝から初めて「宮廷及び会議所ご用達のピアノ製造者」の称号を授けられました。
音楽の首都で誕生したベーゼンドルファーは数多くの大作曲家、巨匠と呼ばれるピアニストの助言によって研究と改良を重ね続け、「ウィンナートーン」と呼ばれる美しい音色を生み出しました。
音楽家の中で特に交流が深く、ベーゼンドルファーピアノを世に知らしめたのは、激しい要求が多く、そればかりでなく彼の演奏はエネルギッシュなもので、演奏会で2~3曲弾き終えるとピアノが大抵使用できなくなるほどでした。その中でも彼の激しい演奏に耐えた唯一のピアノがベーゼンドルファーだったのです。その後、ベーゼンドルファーはリストの名声と共に世界中に知れ渡って行きました。
その後、演奏会の大型化あるいはオーケストラの大規模化に対応するためにベーゼンドルファーも他のメーカーと同様に音量増大と楽器の強度の課題に取り組みますが、演奏家と聴衆の「強い音」に対する意識を高く持ち続け、商業ベースに流されることなく丁寧な手作業による製造を維持し続けてきました。ベーゼンドルファーは創業より185年という永い歴史の中で、まだ50,000台しか製造しておらず、
現在、年間の製造数は僅かに250台という数字でしかありません。これは、ベーゼンドルファーが伝統的な音色、技術を重視し、いわゆる大量生産ではなく優れた技術者たちが一台、一台、十分に時間をかけて造り出していく「芸術品」であること表しています。一台のピアノ製造工程にかけられる期間は約62週間。そして調律・整音などの最終調整にかける期間は約8時間。まさに職人たちの魂を込めた業ものであり、現在に至っても世界の人々に愛されつづけている由縁がそこにあるのです。