三木楽器の歴史

三木楽器の歴史

三木楽器の創業は1825年。現存する最古の楽器店といわれています。本社屋である「開成館」は平成9年に登録有形文化財に指定されました。

バイオリン指南書、教育唱歌集、鉄道唱歌、コールユーブンゲン、進行曲粋など音楽書の出版を続け、山田耕筰をはじめ、歴史的名高い音楽家による講習会を開催するなど、日本の音楽教育の牽引役を務めてまいりました。

楽器販売だけでなく教室運営にも積極的に取り組み、ピアノ・エレクトーンの直営教室は関西圏を中心にレッスンを展開、生徒数は10,000名を超え、関連会場も300を超える大規模な展開をしております。

音楽界に貢献

大正時代には、現在でもコーラスの練習に必携の書とされている「コールユーブンゲン」や「進行曲粋」の翻訳出版権を獲得し、音楽界に大きく貢献することとなりました。

最古の楽器店

大正14年には三木楽器本社屋「開成館」が竣工され、東京音楽学校レーベエ夫人や荻原栄一など、多数の教育家や音楽家を招いて華やかに創業100周年が祝われました。また、貴志康一がここで提琴家デビューを飾ったという歴史もあります。

明治~昭和初期

三木グランドピアノを弾く渡辺浜子

山田 耕筰作曲講座の風景 - 三木ホールにて

明治時代の三木楽器の広告(1890年)

1918年にカーネギーホールで行った山田耕筰のコンサート風景(中央の指揮者が山田 耕筰)

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