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5月12日(日)イリーナ・メジューエワピアノリサイタルが開催されました。今年は優良ホール100選にも選ばれているいずみホールで開催となり、多くのお客様にご来場頂きました。
いずみホールと言えば、舞台中央の大きなパイプオルガンや天井に吊るされた大きく輝くシャンデリアがとても印象的です。
いずみホール第一弾はイリーナ・メジューエワさんにご出演頂きました。
イリーナさんがモーツァルト作曲「きらきら星変奏曲」を弾き始められると、会場内は一気に洗練された美しい音色に包み込まれました。
丁寧な演奏からは凛とした音楽が奏でられ、上品で温かな音色が聴衆の心を解きほぐすように響きました。続いてシューベルト、ベートーヴェンと、迫力ある演奏に場内は圧巻されました。
後半は誰もが知っている名曲が続きます。ショパンの「幻想即興曲」「華麗なる大円舞曲」「小犬のワルツ」と3曲続けて演奏下さいました。イリーナさんの奏でるショパンを楽しみにされているお客様も多かったのではないでしょうか。これほどまでに忠実に再現されたショパンの楽曲は本当に素晴らしく、とても繊細且つ、時に大胆でずっと聴いていたいくらい心地よくなります。
イリーナさんもショパンは大好きだそうです。
そしてリスト、ドビュッシーと今回も幅広い年代の楽曲を取り入れたプログラムで大変贅沢な内容となりました。
演奏終了後、場内から拍手は鳴り止まず、その拍手に応えられ何度もステージに上がられるイリーナさん。イリーナさんのお人柄が溢れる感動的なコンサートとなりました。終演後のサイン会では並ばれたお客様お一人お一人に目線を合わせながらサインされる姿がとても印象的でした。

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・・・・・・・・program・・・・・・・

モーツァルト : きらきら星変奏曲

シューベルト: 即興曲 変ト長調 作品90-3

ベートーヴェン : ピアノソナタ「ワルトシュタイン」

ショパン : 幻想即興曲

華麗なる大円舞曲 作品18

小犬のワルツ

リスト:エステ荘の噴水

ドビュッシー:子供の領分

【アンコール】

ショパン: 雨だれ

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2018年5月27日、大阪ザ・フェニックスホールにてパスカル・ドゥヴァイヨンピアノリサイタルが開催されました。

パスカル・ドゥヴァイヨンといえば指導者としても名高く、世界中の若手ピアニストが「レッスンを受けたい先生」として名を挙げる有名ピアニストであります。

もちろんチケットも完売となり、その後もたくさんのお問い合わせを頂きました。皆様、有難う御座いました。心より御礼申し上げます。

満員で迎えたリサイタル当日。パスカルさんの演奏を心待ちにしている観客で会場は埋め尽くされました。

今回のリサイタルでは、演奏前にその曲についての想いやその曲の説明を詳しくお話して下さいましたので、お客様もイメージを持ちながら聴くことが出来たのではないかと思います。大変聴きやすく、贅沢な内容でした。

 

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パスカルさんはフランス語でお話をされており、同じピアニストである奥様が通訳をして下さいました。奥様は舞台上に上がられる事はなかったのですが、モデルのようでとてもお綺麗な方でした。そして息の合ったテンポ感で、会場にいる皆様にわかりやすい様に解説をして下さいました。

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ベートーヴェン「月光」については、ベートーヴェンが‘自分は耳が聞こえない’と分かった年に作られた曲である事や、ショパンの幻想即興曲では、曲調が月光の終楽章に似ていることから真似をしたと思われたくなかった為、ショパンは楽譜にするつもりはなかった事、またバラード第1番ではその時代背景に戦争が起こっていた為、決して明るい曲ではない、その理由などを、パスカルさんでしか語れない貴重なお話をたくさん聞かせて下さいました。

そのお話の後に演奏を聴くと、今までとは違った観点から聴くことができ、とても興味深く勉強になりました。

 

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アンコールが終わっても会場の拍手は続き、何度も舞台に出てお辞儀をされていたパスカルさん。その見事な演奏力とオーラに魅了された素敵なリサイタルとなりました。

最後に、「とても温かいお客様に迎えて頂き幸せでした」とパスカルさん。本当に素敵なお人柄で魅力溢れる偉大な方でした。

 

 

・・・・・・・・program・・・・・・・

モーツァルト : きらきら星変奏曲

ラヴェル : オンディーヌ

ベートーヴェン : ピアノソナタ「月光」

ショパン : バラード1番

幻想即興曲

アンダンテスピアナータと華麗なる大ポロネーズ

【アンコール】

ラヴェル : トッカータ

 

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11月20日(日)三木楽器開成館2Fホールにて、ピアノ名曲コンサートが行われました。ピアニストは井原寿美緒さんです。

井原寿美緒さんといえば、大阪国際音楽コンクールや、ショパン国際コンクールなど、数々のコンクールに入賞されております。現在ではソロリサイタルやアンサンブルの分野においても幅広く取り組んでおられ、今後益々のご活躍を期待されている注目のピアニストです。IMG_0731

今回の井原さんの衣装は、柔らかさと上品さ漂う、井原さんにぴったりの淡いブルーのドレスが印象的でとても綺麗でした。

今回使用したピアノは、世界最高峰と呼ばれるコンサートグランドピアノCFXでの演奏です。IMG_0760

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モーツァルト「トルコ行進曲」から軽快に始まり、ショパン「黒鍵」「大洋」では演奏風景を近くで見られるようピアノの周りに集まり、滅多に間近で見られることがないので、お子様たちは手の動きや指使いを真剣に見ていました。

後半では、ショパン「ポロネーズ第6番英雄」ドビュッシー「月の光」と誰もが一度は聴いたことのある曲目で、お子様から大人の方まで楽しんで頂けるプログラムでした。分かりやすく曲目の解説して頂き、演奏、トークと共に、井原さんのお人柄が感じられる大変素敵なコンサートとなりました。

今回も沢山のお客様にご来場頂き、誠にありがとうございました。

来年も是非お楽しみにしていて下さい。

 

◇◇◇◇Concert Program◇◇◇◇

モーツァルト トルコ行進曲

ショパン ワルツ 華麗なる大円舞曲

ショパン エチュードより「黒鍵」

ショパン エチュードより「大洋」

湯山昭 お菓子の世界より「バウムクーヘン」

湯山昭 お菓子の世界より「むしば」

湯山昭 お菓子の世界より「ボンボン」

湯山昭 お菓子の世界より「鬼あられ」

ショパン ポロネーズ第6番 英雄

ドビュッシー 月の光

リスト ため息

リスト ラ・カンパネラ

 

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第15回ショパン国際ピアノコンクールにて第4位入賞の経歴をもつ若手実力派ピアニスト、山本貴志さんのピアノリサイタルが5月8日大阪ザ・フェニックスホールにて開催されました。

ショパンとラフマニノフの名曲揃いで構成されたプログラムは大変贅沢な内容で、前半はショパン、ノクターン「遺作」から始まりました。序盤の美しく物悲しい旋律が会場全体を包み込み、静けさの中に1音1音とても丁寧で力強く、山本さんの楽曲に対する溢れんばかりの情熱が伝わってきました。IMG_0355

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「舟歌」「英雄ポロネーズ」と華やかな大曲が続き、全身を使って表現する演奏はダイナミックで圧巻の迫力でした。

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後半のラフマニノフではさらに大曲が続き、ショパンとはまた違った情熱的な演奏に客席は釘付けになり、怒りや悲しみ、喜びなど全ての感情が解りやすく表現され、山本さんの世界観に溶け込んでしまうほど説得力のある演奏でした。

演奏後のトークではご自身のピアノに対する想いや、演奏する際に何を大切にするのか、など丁寧にお話下さいました。優しい口調で物腰の柔らかい印象の山本さん。アンコールではショパン「ノクターン」を含む2曲を披露して下さいました。

山本さんの素晴らしい演奏と、とても優しいお人柄溢れるリサイタルに観客からの拍手は鳴り止みませんでした。DSCF5136

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・・・・・・・・program・・・・・・・

ショパン
ノクターン 遺作
4つのマズルカ op.41
即興曲第1番
舟歌 op.60
ポロネーズ第6番「英雄」op.53
ラフマニノフ
前奏曲 op.3-2「鐘」
絵画的練習曲集 op.33

≪アンコール≫
ショパン
ノクターンop.9-2
ラフマニノフ
6つの楽興の時16-4

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5月10日(日)、大阪ザ・フェニックスホールにて、イリーナ・メジューエワピアノリサイタルが開催されました。

今回で2度目のご出演となるイリーナ・メジューエワさん。会場は満員のお客様で埋め尽くされました。

イリーナさんと言えば演奏はもちろん、容姿の美しさにもうっとりしてしまうのですが、今回はうすピンクのロングドレスで登場されました。

バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」の静かで美しい旋律から始まりました。その透き通った美しく繊細な演奏にほとんどのお客様が心を奪われておりました。

続いてのシューベルトでも、軽やかで繊細で本当に綺麗な音色がホール中に響き渡ります。まるでイリーナさんの心の中が表れているかのような大変美しい音色でした。ベートーヴェン「月光」は、先程と打って変わって出だしから重厚感溢れるダイナミックな演奏でした。見た目は華奢でも演奏は大変骨太です。

後半は、ショパンの名曲が続きました。イリーナさん自身もショパンはすごくお好きだそうです。イリーナさんの奏でるショパンは本当に美しく繊細で身を乗り出して聞き入ってしまうほどです。

全てのプログラムが終了しても鳴り止まない拍手。客席からは「ブラボー!!」の歓声が何度も届けられていました。中にはうっすら涙を浮かべていらっしゃるお客様も。曲が終わる度に立ち上がり客席に一礼をするイリーナさん。その姿にも大変感銘を受けました。

そしてアンコールで再登場したイリーナさん。「小犬のワルツ」を演奏し、それでもまだ鳴り止まぬ拍手。

最後にもう1曲「別れの曲」を演奏して下さり、会場からは溢れんばかりの拍手が響く中、リサイタルは幕を閉じました。

バッハからメトネルまで、幅広い年代の楽曲がギュっと詰まった大変贅沢な2時間となりました。

 

Program

【J.S.バッハ】    主よ、人の望みの喜びよ

            イタリア協奏曲

【シューベルト】   即興曲 変ホ長調 作品90-2

                                          即興曲 変ト長調  作品90-3

【ベートーヴェン】 ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」

【ショパン】     ノクターン変ホ長調 作品9-2

ワルツ 変イ長調 作品69-1「告別」

                                             幻想即興曲

ノクターン 嬰へ長調 作品15-2

                                            軍隊ポロネーズ 作品40-1

【ドビュッシー】   月の光

沈める寺

【メトネル】     プリマヴェラ(春) 作品39-3

 

アンコール

【ショパン】      小犬のワルツ

別れの曲

       

      

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