エレクトーンコンサート
2008.3.2
あふれ出る5人のパフォーマンスは大阪の夜を熱くする!!
コンサートオープニング。ステージと場内が暗くなる。一瞬の静寂の後、照明がまばゆくステージを照らし、窪田宏がいきなりの登場!
立て続けに2曲、熱いダンスチューンを。自ら志願して今年はトップバッターを務め、会場の空気を一気に上げた。さらにヒットナンバー「パイレーツ・オブ・カリビアン」を3台のD-DECKを縦横無尽に駆使しダンスMIXで演奏。サイバーシティーのクラブに迷い込んだような既視感を残しつつ、高田和泉へ。
マレーシアの澄み渡る空(「Road to the sky」)、軽快なサンバのリズムが流れるカラフルな南国(「a-live」)、ドロドロな昼ドラ風(笑)恋愛の葛藤と情熱の象徴スペインの夕日(新曲「哀愁のアンダルシア」)。高田が見せてくれた音楽の情景は、心の中に描く風景だ。
3番手は鷹野雅史。彼の音楽はそこにオーケストラの奏者が見えるようで、演奏することの喜びがはちきれんばかり。なかでも圧倒的なピアノ付きSTAGEAフィルハーモニー「Rhapsody in Blue」は、ひとりオーケストラの醍醐味をいかんなく発揮した。
鷹野&富岡の"お楽しみタイム"を挟み、D-DECKに向かった富岡ヤスヤ。トークでのひょうきんキャラとは別に、彼が音楽で見せるのは、"熱き心"。爆発する叫び、そして、愛・・・。ブレンダ・ボーンを迎えたラストナンバーは、スケールの大きなミディアム・ロックの「Jurney to love」。会場全体が手拍子で揺れるなか、ブレンダの愛にあふれる詩の世界とあいまって、深い感動が観客の心を包んだ。
5人の出演者による見事な"コンビネーション"ライヴはアンコールで更に盛り上がり、オールスタンディング!華やかに幕を閉じたのだった。