5月10日(日)、大阪ザ・フェニックスホールにて、イリーナ・メジューエワピアノリサイタルが開催されました。

今回で2度目のご出演となるイリーナ・メジューエワさん。会場は満員のお客様で埋め尽くされました。

イリーナさんと言えば演奏はもちろん、容姿の美しさにもうっとりしてしまうのですが、今回はうすピンクのロングドレスで登場されました。

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バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」の静かで美しい旋律から始まりました。その透き通った美しく繊細な演奏にほとんどのお客様が心を奪われておりました。

続いてのシューベルトでも、軽やかで繊細で本当に綺麗な音色がホール中に響き渡ります。まるでイリーナさんの心の中が表れているかのような大変美しい音色でした。ベートーヴェン「月光」は、先程と打って変わって出だしから重厚感溢れるダイナミックな演奏でした。見た目は華奢でも演奏は大変骨太です。

後半は、ショパンの名曲が続きました。イリーナさん自身もショパンはすごくお好きだそうです。イリーナさんの奏でるショパンは本当に美しく繊細で身を乗り出して聞き入ってしまうほどです。

全てのプログラムが終了しても鳴り止まない拍手。客席からは「ブラボー!!」の歓声が何度も届けられていました。中にはうっすら涙を浮かべていらっしゃるお客様も。曲が終わる度に立ち上がり客席に一礼をするイリーナさん。その姿にも大変感銘を受けました。

 

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そしてアンコールで再登場したイリーナさん。「小犬のワルツ」を演奏し、それでもまだ鳴り止まぬ拍手。

最後にもう1曲「別れの曲」を演奏して下さり、会場からは溢れんばかりの拍手が響く中、リサイタルは幕を閉じました。

バッハからメトネルまで、幅広い年代の楽曲がギュっと詰まった大変贅沢な2時間となりました。

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Program

【J.S.バッハ】    主よ、人の望みの喜びよ

            イタリア協奏曲

【シューベルト】   即興曲 変ホ長調 作品90-2

                                 即興曲 変ト長調  作品90-3

【ベートーヴェン】 ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」

【ショパン】     ノクターン変ホ長調 作品9-2

                                 ワルツ 変イ長調 作品69-1「告別」

                                 幻想即興曲

                                 ノクターン 嬰へ長調 作品15-2

                                 軍隊ポロネーズ 作品40-1

【ドビュッシー】   月の光

                                 沈める寺

【メトネル】     プリマヴェラ(春) 作品39-3

 

アンコール

【ショパン】       小犬のワルツ

                                 別れの曲